塚田穂高編著「日本の右傾化」を読んだ。本書は、「社会」「政治と市民」「国家と教育」「家族と女性」「言論と報道」「宗教」の6分野において、各専門家が日本の右傾化の実態を明らかにしたものである。

「社会」では、新自由主義、レイシズム、ヘイトスピーチ、日本会議について、「政治と市民」では、排外主義、自民党の右傾化、有権者の右傾化について、「国家と教育」では、日本のネオナショナリズム、教育基本法改定、国に都合のいい人をつくる教育政策について、「家族と女性」では、上からの押し付け、連動する草の根について、「言論と報道」では、自己賛美と憎悪の連鎖について、「宗教」では、神道政治連盟、創価学会・公明党、統一教会=勝共連合、幸福の科学=幸福実現党について論じられている。

日本全体が一律に右傾化しているわけではないが、安倍政権のように政策的に上からの右傾化を強烈に推進している部分集合があり、これと呼応して日本会議や宗教組織のように、草の根的に右傾化を拡散させている部分集合がある。これらの言わば右傾化がん細胞が、まだ健全な中道細胞群を侵食しつつあるということである。ステージⅡ~Ⅲといった段階か?

















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