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 本に日本図書コード(ISBN)を付けるか付けないかは出版者の自由ですが、ISBNを取得するとどのようなメリットがあるのか調べてみました。先ずは国内流通の基本条件を備えることになるということです。また、日本図書コードを取得した出版者の登録情報は公開され、国際ISBN機関の編集発行する国際出版者名簿に掲載されます。さらに、国内のデータベースにも登録され、公開されます。

 国内のデータベースへの登録申請は、日本書籍出版協会のサイトから、「データベース日本書籍総目録」電子媒体登録申込書を送付することにより行います。登録完了後、発行書籍情報を所定のフォーマットで電子入稿することによって、Books.or.jpという書籍検索サイトに登録され、世界中のどこからでも出版者や書籍の検索が可能となります。これによって、様々な書籍の出版・販売市場の関連部署に知られるところとなり、引き合いがくるようになるとのことです。

 ただし、全国の書店での販売や、ネット販売でもAmazonのような大手のネット書店での販売を行おうとすると、出版取り次ぎ制度が壁となって立ちはだかり、出版取り次ぎの取引口座がないと書籍を流通させることができません。結局、すでに取引口座を持っている既存の出版社に販売を委託せざるを得ないということです。出版取り次ぎ制度と再販制度は何度も見直されてきたにもかかわらず、業界の安定優先指向からいつまでも温存されているようです。どちらもすでに時代遅れの感があり、いずれはインターネットの電子出版に置き換えられていくのでしょうが、それまでは制度の間隙をぬって進めていくしかないようです。

















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