マルチェロ・マッスィミーニ著「意識はいつ生まれるのか」を読みました。本書は、意識発生機構の基礎理論として統合情報理論を提唱し、経頭蓋磁気刺激法と脳波図による測定により、その妥当性を立証したものです。統合情報理論では、身体システムの情報量を定める単位φ(ビット)を導入し、システム内の多様な相互作用と統合の最適バランスでφの値、つまり意識レベルが決定されるとしている。

睡眠・麻酔・昏睡の各状態にある被験者に対して、経頭蓋磁気刺激法と脳波図による測定を行い、一のものとしての統合のない場合や多様な相互作用のない大脳では、経頭蓋磁気刺激による揺さぶりに対して、脳波図による大脳の応答レベルが微小であるか単調なものになることが分かった。

将来、あらゆるシステムに対する意識レベル測定が可能になれば、人工物も含めた地球上のあらゆるものの意識分布図を描けるようになるだろう。

















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