辺見庸著「もう戦争がはじまっている」を読んだ。2014年6月から約半年間のブログの集成及び2014年から2015年にかけて新聞、雑誌に掲載された約10件の評論をまとめたもの。
ブログは、安倍政権がもたらした危機的状況に対して、ジャーナリズムも国民も鉛のように鈍く、状況を逆転できそうもない不安と怒りを、呪詛に満ちた言葉で繰り返しつぶやいている。
評論は、敗戦の総括を自らの手で行わなかった日本は、70年後の現在、技術的な進化はあっても、政治構造は何も改善されていないことを、様々な視点から論考している。現在は戦間期で歴史的危機にあり、暗転の予兆をつかむために、「五感を研ぎ澄ませ」と言っている。

















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