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 ジェフ・カールソン著「凍りついた空」を読みました。22世紀初頭、木星の衛星エウロパの分厚い氷殻内部でのファーストコンタクトを描いたもので、未知の生物との闘争、コミュニケーションを通じての協力合意に至るスリリングな過程が、地球およびエウロパ上での利権争いと絡めて描かれています。

当初に遭遇した生物の知性は低く攻撃的な動物で、言語をもたずコミュニケーションは不可能と思われましたが、これらの群は、大昔の大戦争で劣悪な環境の氷殻上層部に追いやられ知性が衰退した敗者群で、氷殻下層部やその下にある液体の海には、高度の知性を維持した戦勝者群がいると暗示されています。次作では、これらの高知性体とのコンタクトと展開が描かれると思われます。

核戦争後に地球を訪れたエイリアンは、放射線で知性が退化した地上人と、高度知性を維持した地下人に分かれた人類とのコンタクトに戸惑うことになるのかも知れません。

















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