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1.イースト、EPUB3対応の電子書籍リーダー「espur」を無償公開
 イーストは6日、EPUB3に対応したPC用の電子書籍リーダー「espur(エスパー)試作版 v0.8」を無償で一般公開した。対応OSはWindows 7/Vista。「espur」は、描画エンジンにWebKitを利用し、縦書き、ルビ、禁則、見開き表示などの日本語組版に対応した電子書籍リーダー。5月23日時点でのIDPF EPUB 3.0仕様に基づいて試作したもので、今後の仕様変更の影響を受ける可能性があるが、EPUBの日本での普及とEPUBコンテンツの技術的な確認を目的として配布するとしている。

2.EPUB3、ファイナルは6月以降にずれ込む模様
 電子書籍フォーマットの国際標準仕様を策定しているIDPF(International Digital Publishing Forum、国際電子出版フォーラム)は、現在策定中の電子書籍フォーマット「EPUB 3」のパブリックドラフト第3版を公開。この版でフィーチャーフリーズとなり、特に大きな問題がなければこの版がそのままファイナル版になる見通し。

 当初、EPUB3は5月15日を目標に仕様をファイナルにする作業を進めていたが、現在の進捗では5月中にはファイナルとならず、6月以降にずれ込む模様。EPUB 3は、HTML5とCSS3など現在W3Cで策定中の最新のWeb標準をベースにしたオープンな電子書籍フォーマット。アップルのiPadや Google Books、ソニーのReaderなどで採用されており、PCでもEPUBリーダーをインストールすることで表示可能で、電子書籍の有力な国際標準フォーマット。

 また、縦書きやルビ、圏点(傍点)、禁則といった日本語の書籍に不可欠だった要素が含まれているため、EPUB 3の登場は国内での電子書籍の普及を促進することが期待されている。EPUB 3の仕様策定と並行して、おもにアップルを中心としてWebKitによる縦書きやルビといったEPUB 3に含まれる予定の機能の実装も進んでいる。アップルは今年の夏にも日本語版のiBookstoreを本格展開すると見られており、EPUB 3のファイナルは電子出版業界にとって重要な関心事となっている。

















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