ネット記事によると、講談社は京極夏彦の新刊「死ねばいいのに」を、iPadやiPhone、携帯電話、パソコンで読める電子書籍として販売すると発表。国内の大手出版社が、新刊を電子書籍端末で売るのは初めて。紙の本の約半額でアップルストアにて販売し、販売価格の30%がアップル社に、10%以上が著者に入る。
講談社の狙いは、価格決定の主導権を日本の出版社が握ること、さらに自社で出版した作品の電子書籍化の許諾権を得るため、著作者への働きかけを強めることなど。電子書籍の市場規模は5年後に国内出版物の売り上げの1割にあたる2千億円ほどになると見込み、人気作家を中心とした作品の投入を加速させるという。
これで他の出版社も続いて参入すると予想され、電子書籍出版の流れが大きく加速しそうです。