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 出版関係者の間で新風舎の倒産が話題になっていますが、出版希望者は事前に出版の目的と実現方法を深く自らの心に問いかけて、明確にしておかなければならないと思います。

 例えば自分史のような単に本を作って身近な人に読んでもらうだけなら、数十部を自家製作すれば良いわけで、原稿をコピー機または、PCプリンタで印刷したものを自家製本すれば十分ではないでしょうか?費用も殆どかからないしISBNやバーコードがなくてもかまわないと思います。

 不特定多数の多くの人に読んでほしい場合は、自費出版ということになりますが、自費出版会社や印刷・製本会社に頼むと最低1000部くらい製作することになり、多額の費用がかかります。ここで考えなければならないことは、名も知れぬ素人の著作を1000人もの人が買うかということです。誰が考えても99% NOということではないでしょうか?商業出版でも返品率は40%超、自費出版の新風舎では90%超と言われています。返品されたものは倉庫で眠っていて、いずれ裁断廃棄される運命にあり、資源の無駄遣いと言えるでしょう。

 商業出版のルートにのらない著作物は、数十部の自家製作にとどめておくのが妥当だと思います。どうしてもISBNやバーコードが欲しい人は、自ら簡単な手続きで誰でもなれる出版者になって、自分の本を自ら出版すれば良いでしょう。

 個人出版の「未来舎」で私がやっているのは、商業出版と自家製作の隙間をニッチとして活用するもので、原稿から印刷、製本、出版(ISBN、バーコード付)までをすべて自分の手でやり、販売をAmazonに委託する、自力出版と言うべき方法です。費用が最小限で済むというメリットが有る反面、一度に10冊程度の少部数しか発行できないというデメリットがありますが、売れる数を考えればこれくらいが妥当だと思っています。

















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