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 製本担当の配偶者が実家から帰ってきたので製本作業に取りかかり、SF「未来の影」と「超神記」の本体、見返し(色画用紙)、しおり、表紙(文字のみ)を一体化したものを各3部計6冊作りました。今回は表紙に180Kと厚めの上質紙を使ったため、製本技術として改良すべき部分がでてきました。つまり、表紙を折り曲げてコの字型の背の部分を作る手順として、表紙を本体に接着する前に竹ベラなどでコの字型の片方だけ折り目を付けて折り曲げ、本体に接着後もう片方に折り目を付けて折り曲げて、コの字型の背を完成させる方法に変えることで、折り曲げ線がきちんとした直線になり仕上がりが綺麗だということです。なお、コの字型の両方に折り目を付けて折り曲げてから本体の背部(接着剤あり)に加熱接着させると、加熱で表紙が伸びてコの字型の背部が変形し、本体との間に隙間ができるので推奨できません。

 また、用紙が厚いためアイロンの熱が接着剤に伝わりにくく、背の天地部分で表紙が本体に接着しない場合がありますが、何度もアイロン加熱を行うと表紙が熱伸びで変形し位置寸法がずれてくるので、できるだけ1回の加熱で接着するように、アイロンの押当て圧と時間を調整する必要があります。さらに、背の天地部分など表紙が本体に接着しない場所を、アイロン加熱後局部的に加圧すると局部変形を生じて仕上がりが汚くなることがわかりました。表紙の所定サイズへの裁断は、物差し、カッターナイフ、A4裁断機を使って行いましたが、直角度を出すのが結構難しく微妙に形状寸法がずれるので、A3サイズまで扱える裁断機を購入した方が良いかも知れません。

 後は1日くらい6冊全部を製本機で加圧固定し、表紙と見返しを接着、表紙カバー(厚さ130K、画像、文字、バーコードあり)を所定寸法に裁断して表紙に巻き付けるだけです。

















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