アマゾン電子書籍、40社と配信合意
 出版大手の学研ホールディングスと、主婦の友社、PHP研究所など複数の中堅出版社が、インターネット通販最大手のアマゾンと電子書籍サービス「キンドル」日本版の配信契約で合意した。3社より小規模な出版社を含めると合意は40社以上に上る模様。キンドルを巡って大手・中堅出版社の契約合意が明らかになったのは初めて。キンドル日本版の開始時期について、アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者は先週、「年内に発表する」と語った。

 アマゾンは複数の出版関連企業に電子書籍の取り次ぎ(流通)業務を委託。小規模出版社に対して働きかけを強め、コンテンツ集めを加速させている。今後は契約に前向きな角川グループホールディングスも含め、他の大手に契約の動きが広がるかが焦点になる。

 日本の電子書籍の市場規模は2010年度で650億円。15年度には2千億円になると予測される(インプレスR&D調べ)。ネット通販のライバル、楽天も、買収したカナダ企業Kobo社の端末を販売する形で本格参入の準備を進めている。今後ライバル社同士が激突する中で、市場の成長が加速しそう。

EPUB対応の電子書籍投稿&編集サービス「ウッピー」
 パピレスは17日、無料で利用できる『電子書籍投稿&編集プラットフォーム「upppi」(ウッピー)』のベータサービスを開始。EPUBをはじめとする電子書籍のアップロードと公開・改訂・バージョン管理・複数人編集等の機能を提供。

 制作したEPUBファイルをWEBブラウザからアップロードし、公開することが可能。画像ファイル単体のアップロード(漫画作品)や、ブラウザ上からの文字入力による作品制作も可能。アップロードされた作品は、アプリのインストール等の必要はなく、誰でもWEBブラウザ上で簡単に閲覧できるため、PCだけでなく、タブレットやスマートフォンのWEBブラウザでも閲覧できる。

 「upppi」は当初無料作品公開のみだが、今後作品の有料販売機能を追加し、制作者が販売利益を得られるモデルを実現する予定。また電子書籍制作ソフトを持っていなくても、サイト上で表現力の高い作品が制作可能な機能を検討しているとしている。また人気を集めた作家や作品について、パピレスの運営する電子書籍配信サイト「電子書店パピレス」や「電子貸本Renta!」での商業デビュー可能なスキームを検討しているとのこと。

無料の電子書籍配信プラットフォーム「PUBLOFF」
 リブリは、無料で使える電子書籍投稿配信プラットフォーム「PUBLOFF」を公開。PUBLOFFは、作品を発表したい作家が投稿した原稿を電子書籍化して配信するサービスで、読者は自由に電子書籍をダウンロード可能。また原稿の電子書籍化もダウンロードも原則としてすべて無料で利用できる。

 PUBLOFFは、Wordやテキストファイルを専用の投稿サイトにアップロードすることで簡単に電子書籍が作成できるため、作者自身による制作の負担を軽くし、また読者はそれらを自由にダウンロードして手持ちの端末で読める。

 パブロフで投稿受付可能なデータ形式は、Microsoft Word、標準テキスト(.txt)、ePub形式データ、Adobe InDesign。配信フォーマットはePUBおよびPDF。また、パブロフ電子書籍に対応している端末としてはiPad、iPhone、Android系スマートフォン・タブレットおよびSony Reader、Amazon Kindle(PDFのみ)。iPad/iPhoneの推奨閲覧アプリはiBooks、Android端末での推奨閲覧アプリはAldiko Book Reader。

 リブリでは、PUBLOFFを通じて、作家を目指している人や、アイデアやオピニオンを社会に発表したい多く人が電子書籍の形で気軽に発信できるプラットフォームの構築を進め、書籍のインディーズ市場の活性化を目指す。


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