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アドビ、電子出版サービス「Digital Publishing Suite」を個人向けにも提供
 アドビシステムズは、電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」について、個人や小規模なデザイン会社向けの「Single Edition」を日本で3月19日に提供開始すると発表。アドビストアでの提供となり、価格は2万9800円。

 Adobe Digital Publishing Suiteは、アドビシステムズのDTPソフト「InDesign CS5.5/CS5」と連携し、InDesignで作成したコンテンツにインタラクティブな要素を付加し、電子書籍やデジタルマガジンなどのアプリを制作・配信できるソリューション。コンテンツ作成はWindowsでも可能だが、アプリ化にはMac OS環境(Mac OS X 10.7/10.6)が必要となる。

 Single Editionは、個人や小規模なデザイン会社を対象とした、機能が簡素化されたエディション。作成した単一のiPad向けアプリをApp Storeで販売する用途に特化しており、他のプラットフォーム(Android、PCなど)向けの販売や、過去の既存コンテンツを1つにまとめたデジタルマガジンの作成などには対応しない。

ワープロ→電子書籍→無料公開し放題 
 ジャストシステムとGMOインターネットグループのpaperboy&co.(ペパボ)は1日、「誰でもかんたん電子書籍!キャンペーン」を開始。2月10日に新しく発売される、ジャストシステムの日本語ワープロソフト「一太郎2012承」は、最新の電子書籍フォーマット「EPUB3.0」に対応しており、誰でも簡単に電子書籍が作成可能。

 作成した電子書籍を、paperboy&co.が運営する電子書籍作成・販売プラットフォーム「ブクログのパブー」において、無料で公開し放題になるというもの。また「一太郎2012承」の「EPUB」機能を利用した電子書籍の作り方や「パブー」での公開・販売方法をわかりやすく解説した電子ガイドブック(PDF、EPUB)も、キャンペーンサイトにて無料提供する。ガイドブックは誰でもダウンロード可能。

 申し込み期間は2月10日~3月31日で、この期間に「一太郎2012承」登録ユーザーが「パブー」利用登録申し込みを行うと、EPUBファイルのアップロードが無料で何作品でも可能となる(通常は月額525円のプロ版アカウントが必要)。さらに3月31日までの間に電子書籍を公開すると、抽選で20名に、自身で作成した電子書籍一冊が印刷製本してプレゼントされる。
 


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