1.電子書籍レンタルサービス「電子貸本Renta! for eo」
ケイ・オプティコムは6月30日、ポータルサイト「eonet.jp」において電子書籍レンタルサービス、
「電子貸本Renta! for eo」を提供開始すると発表。また、宅内サービス事業「eoスマートリンク」の試験サービスにおいても、宅内情報端末で電子書籍を閲覧できるサービスの提供を始めた。
このサービスでは、コミックや小説、写真集などの電子書籍(1万3000冊以上)を一定の期間レンタルし、閲覧が可能とする。特別なソフトウエアのインストールは不要で、パソコンのWebブラウザから利用できる。レンタル料については、「eo光」や「eoモバイル」の利用料金と合わせて支払うことができる。
2.CCCがマルチ端末対応電子書籍書店「TSUTAYA.com eBOOKs」
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は6月30日、Android端末向け電子書籍サービス、
「TSUTAYA.com eBOOKs」を同日に開始したと発表。店舗とインターネットサービスを組み合わせた新たな電子書籍サービスとして提供。当初はAndroid向けのサービスとしてスタートし、2011年秋にはiPhoneやiPad、パソコン向けにも対応したサービスとして拡張する予定。
提供作品数は1万5000タイトルで開始し、2011年8月末までに5万タイトルまで拡大する予定。映画化やドラマ化作品などを積極的に提供するほか、コミックについては高画質で高精細な電子書籍として提供する予定。
独自のビューワーアプリはdotbook形式およびPDF形式のファイルに対応しており、今後早期にePub3.0形式への対応を予定。また、TSUTAYA店舗で書籍を購入したユーザーに、同一タイトルの電子書籍を勧める販売方法「書籍×電子書籍」を近く展開する予定。