富士通、電子書籍ビジネスに参入~5月に電子書籍書店サービス開始
富士通は、5月から、
電子書籍書店を開設、電子書籍ビジネスに参入すると発表。電子書籍書店では、第一弾として大日本印刷(以下DNP)関連会社で電子出版の流通ライセンス事業を手掛けるモバイルブック・ジェーピーの電子書籍コンテンツを提供する。
5月に開始する電子書籍書店では、DNPグループの電子書籍コンテンツのほか、富士通グループ会社のジー・サーチが持つビジネス分野の書籍・雑誌、白書・統計情報、調査レポートなど約30万点のコンテンツや、富士通エフ・オー・エムのFOM出版が提供するビジネス、IT、試験対策などの各種電子書籍も提供する。
対応端末はパソコンのほか、Android OS搭載端末などをサポート。具体的な利用方法については、「まだ詰めている段階」としながら、「基本的にはパソコンでご購入いただいて、パソコン以外の端末に転送するという形を考えている」とした。電子書籍のフォーマットは、DNPが採用するフォーマットとDRMをそのまま採用する。