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 ネット記事によると、合同会社シーサイドソフトは17日、電子書籍を作成するソフト「メディアブックパブリッシャー」の最新バージョンとなる「2.2.0」を公開し、無料提供を開始した。
写真や動画、音楽、テキストなどのデータをもとに、手でめくれるような電子書籍を作成できるソフト。電子書籍はWindows用の独自形式の実行ファイルで、専用のビューアーをインストールせずに閲覧できる。iPadなどで表示できるEPUB形式の電子書籍も作成可能だが、動画や音楽を組み込むことはできない。
PDFはAcrobatなどによる画像への変換が必要。



 ついにA4レーザプリンタが壊れてしまいました。ついこの間、感光体、定着ロール、トナーカートリッジを取り替えたばかりなのに、本体の方が動かなくなったのです。もったいない。色々悩みましたが、プリンタが昔より大幅に安くなっているし、表紙カバー印刷の効率を考えてA3レーザプリンタを買うことにしました。これまではA4二枚を貼り合わせて一枚の表紙カバーを作っていましたが、A3プリンタなら一度に作れるわけです。原理的には。

 しかし実際にやってみると、それほど簡単ではなかったのです。既存の表紙カバー画像(A4)2枚を版組ソフトScribus に取り込み、A3一枚に統合することにしました。しかし、表側のjpeg画像は取り込めたのですが、裏側のpdf画像はなぜか取り込めません。裏側はバーコードのpdf画像とグラデーションのjpeg画像を、Scribusでpdf画像として保存したもので、二重のpdfになっているからダメなのかも知れません。

 そこで、Scribusでバーコードのpdf画像とグラデーションのjpeg画像を、同一キャンバス上(A4)に別々に取り込み、バーコードのpdf画像が上層にくるように設定すると旨く表示できました、次にページサイズをA3に置き換え、空白部(A4)に表側のjpeg画像を取り込み、pdfファイルとして保存しました。これをA3プリンタで印刷するとA3サイズ表紙カバーが作れました。

 プリンタは新旧どちらも45kgもあるので、旧プリンタの廃棄と新プリンタの設置に台車の購入や家中の機材・備品の移動など大変でした。もっと軽量のプリンタはないものでしょうか?
A3サイズ表紙カバー

電子出版の動向記事を2件紹介します。

1.2014年電子書籍市場は3000億円、2009年比で467.1%増
 富士キメラ総研の国内市場調査報告によれば、電子書籍は「iPad」が発売されたほか、ソニーの「Reader」やAmazon.comの「Kindle(日本語版)」の発売が予想されることから、米国と同様に新刊本やベストセラー本の電子書籍化が進む契機が訪れていると指摘。市場規模の予測は、2010年が631億円(2009年比19.3%増)、2014年が3000億円(同467.1%増)と予測している。


2.同人誌を電子書籍化、iPad/iPhoneに配信
 同人誌を電子書籍化し、iPad/iPhoneの専用アプリに配信するサービス「emes -えむえす-」を、同人ポータル「Circle.ms」が始める。同人誌の原稿を、専用アプリ「emesCatalog」(10月にAppleに登録申請)向けコンテンツに変換、「iTunesStore」に登録・課金申請するサービス。「自作同人誌を世界に配信できる」としている。

 同人誌の販売価格は作家が決められ、有料配信の場合、初期費用は無料。売り上げの4割を作家に、3割を同社に配分する(残り3割はAppleの手数料)。来年7月末まではキャンペーンとして、作家に5割配分する。無料配信の場合は申込手数料が必要だが、12月末までは手数料無料。


電子出版の動向記事を2件紹介します。

1.NTTドコモと大日本印刷、電子出版ビジネスで提携
 NTTドコモと大日本印刷(DNP)は4日、携帯端末向け電子出版ビジネスにおける業務提携に向けて基本合意したことを発表。今秋のサービス開始を目指す。

 両社は、ドコモユーザーを核とした利用者層向け電子出版プラットホームを共同で構築し、書籍やコミック、雑誌、新聞など10万点を超える電子出版コンテンツの収集・電子化・販売を行う。ドコモの携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末、電子書籍専用端末など、さまざまなデバイスに対応した電子書店サービスの運営を行うとともに、DNPグループであるリアル書店(丸善・ジュンク堂・文教堂)やオンライン書店(「bk1(ビーケーワン)」)と電子書店との連携も行う。


2.「Movable Type」ベースの電子書籍編集・出版ソリューション「ePublisher」
 アルファサード有限会社は、「Movable Type」ベースの電子書籍編集・出版ソリューション「ePublisher」を8月10日から提供すると発表。

 電子書籍の作成サポート機能をワンパッケージで提供。カテゴリーを章として、ブログ記事をページとしてワンクリックで目次を自動生成する機能や、ドラッグ&ドロップによりコンテンツの章立てや表示順を設定できる機能なども備えており、「Movable Type 5」の使い慣れたインターフェイスから、HTML形式で作成したオンラインマニュアルや個人ブログなどを電子書籍として編集・出力できるとしている。

 ライセンスは、単独の企業または個人向けの「出版社/エンドユーザー向けライセンス」と、電子書籍の受託制作を行う企業など向けの「編集プロダクション/Web制作会社向けライセンス」がある。価格体系は同一で、5ユーザーまで5万2500円、10ユーザーまで9万4500円、20ユーザーまで14万7500円、50ユーザーまで25万7500円、 ユーザー数無制限では42万円。次年度以降の年間ライセンス料は、各ライセンス価格の20%。なお、Movable Typeのライセンスは別途必要。



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