去年から表紙カバーのカラー画像印刷で印刷むらが出たり、感光体が寿命に近づいたとの警告が画面表示されたりしていたのですが、だましながら使っていました。それがついに印刷面に余計な色模様のようなものが出るようになり、やむなく大枚17,000円の出費(痛い!)で感光体ユニットを新しいものに取り替えました。去年はトナー(黒)と定着ロールを取り替えており、これでレーザープリンターの消耗品と言われるものは一通り新しくなったことになります。

 ちょうどAmazon e託販売から「個人出版社への道」2冊の新規納入依頼がきていたので、試しを兼ねて印刷したところ色むらやかすれもなく、きれいな仕上がりになりました。やはり感光体の影響は大きいようです。1月は毎週1~2冊の新規納入依頼がきておりうれしいです。

 出版関係者の間で新風舎の倒産が話題になっていますが、出版希望者は事前に出版の目的と実現方法を深く自らの心に問いかけて、明確にしておかなければならないと思います。

 例えば自分史のような単に本を作って身近な人に読んでもらうだけなら、数十部を自家製作すれば良いわけで、原稿をコピー機または、PCプリンタで印刷したものを自家製本すれば十分ではないでしょうか?費用も殆どかからないしISBNやバーコードがなくてもかまわないと思います。

 不特定多数の多くの人に読んでほしい場合は、自費出版ということになりますが、自費出版会社や印刷・製本会社に頼むと最低1000部くらい製作することになり、多額の費用がかかります。ここで考えなければならないことは、名も知れぬ素人の著作を1000人もの人が買うかということです。誰が考えても99% NOということではないでしょうか?商業出版でも返品率は40%超、自費出版の新風舎では90%超と言われています。返品されたものは倉庫で眠っていて、いずれ裁断廃棄される運命にあり、資源の無駄遣いと言えるでしょう。

 商業出版のルートにのらない著作物は、数十部の自家製作にとどめておくのが妥当だと思います。どうしてもISBNやバーコードが欲しい人は、自ら簡単な手続きで誰でもなれる出版者になって、自分の本を自ら出版すれば良いでしょう。

 個人出版の「未来舎」で私がやっているのは、商業出版と自家製作の隙間をニッチとして活用するもので、原稿から印刷、製本、出版(ISBN、バーコード付)までをすべて自分の手でやり、販売をAmazonに委託する、自力出版と言うべき方法です。費用が最小限で済むというメリットが有る反面、一度に10冊程度の少部数しか発行できないというデメリットがありますが、売れる数を考えればこれくらいが妥当だと思っています。

 今日、Amazon e託販売から新規納入依頼がきました。今年になって4冊目で、また実用書「個人出版社への道」だろうと思ってサイトの依頼票を開くと、なんと1年間全く売れなかったSF「未来の影」1冊の納入依頼ではありませんか。SFは売れないものと半ば諦めていたので、飛び上がらんばかりにうれしかったです。本を買ってくださった方、本当にありがとうございました。もう一つのSF「超神記」も売れたら幸せです。引き続きよろしく御願いします。

 新風舎に続いて草思社も約22億円の負債を抱えて東京地裁に民事再生法の適用を申請したようです。草思社は多くのベストセラーを生み出してきた堅実経営の中堅の出版社で、新風舎のような自費出版会社とは格が違うので、業界の衝撃は大きいということです。1990年代なかばから出版不況が進み、2006年の書籍の販売実績は1996年から10%減少し、返品率は40%に高止まりしているということです。書籍を大量生産して市場に送り込み、返品されたものを廃棄するというこれまでの標準方式では、これからも続々と出版社の倒産が続くのではないでしょうか?

 自費出版大手で著者との裁判などトラブルを抱える新風舎が、約20億円の負債を抱えて東京地裁に民事再生法の適用を申請することになったようです。営業方法を批判する報道などの影響で売り上げが急落し、資金不足で債務支払いが滞ったということです。現時点で約1100人が自費出版契約を結び書籍を制作中で、すでに出版されている著作は約1万5千もあるそうです。新風舎は事業継続の中で制作中の本の完成と既出版の本も含めた流通は確保する意向のようですが、碧天舎の例もあるのでどうなるかわかりません。

 今日、Amazon e託販売から「個人出版社への道」2冊の新規納入依頼がきました。今年の初荷です。本を買っていただいた皆様ありがとうございます。今年の初仕事で2冊製本しておいてよかったです。これで予備が2冊になったので、また印刷・製本しておこうと思っています。引き続きよろしく御願いします。

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年の私の初仕事は、実用書「個人出版社への道」の予備2冊の印刷・製本です。去年の残りがまだ2冊あるのですが、一度に3冊以上の納入依頼がくるとあわてるので、安心のためです。


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