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 A42枚をつなぎ合わせてカラー複写(80円)する前に、モノクロ複写(10円)で繋ぎ部分の仕上がり状態とバーコードの複写精度をチェックすることにしました。裏側にリムーバルテープを貼ってA42枚を突き合わせ状態でつなぎ合わせ、近くのコンビニ店で複写しました。検分したところつなぎ目の線も出ず、バーコードの精度もオリジナルと同等で問題ありませんでした。実際のカラー複写は135K位の厚手の紙にするので、店の人に厚紙でも複写できるか尋ねたところ、通常の複写用紙3枚分くらいの厚さならできるとのことだったので、恐らく大丈夫だと思います。

 これで実現の目途がたったのでほっとしていたら突然のヒラメキがあり、こんなにつなぎ合わせがうまくできるのなら、なにも複写しなくてもつなぎ合わせたものをそのまま使えば良いではないかと思い至ったのです。部数が多くなればつなぎ合わせの手間が大変になるので複写することになりますが、少部数であれば手間もたいしたことはないので複写は不要と思います。これで一冊当たり80円の原価低減になるだけでなく、すべて自分でできるという大きなメリットがあります。

 この前オープンDTPソフトScribusで作った表紙カバーは、手持ちのプリンターでは直接印刷できないと書きましたが、ネットでその原因を調べてみると、DTPソフトは一般にPost Scriptプリンター用のデータを出力するようになっていて、PSプリンターと非PSプリンターではプリンタ制御方式が違うために、DTPソフトで作ったデータを非PSプリンターでは印刷できないということのようです。Post ScriptはAdobeが開発した方式で、これを組み込んだPSプリンタはライセンス料のためか高価になります。4つのフリーソフトをインストールして各種設定をすれば、ソフト的に仮想PSプリンタを作れるらしいのですが、説明を読んでもかなり煩雑で簡単にはいかないようです。今回はそこまでやる必要はないのでやりませんが、暇を見て少し勉強してみようと思っています。


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