Amazon e託販売から新規納入依頼メールがきたので、サイトに接続して納入確認処理を行うとともに集荷サービスの佐川急便に電話し、配送ラベルと梱包済み商品を渡して配送を依頼しました。「未来舎」ホームページへの紹介記事も掲載したので、「個人出版社への道」の出版作業は完了です。次作品のSF短編集「未来幻想(仮題)」は、ひとまず9編をTeXファイルに置き換え、加筆訂正中です。

 商品登録不具合のクレームメールに対して、案の定Amazon e託販売から何のレスポンスもありません。今日、ダメだろうと思いながらも再度トライしてみると、なぜか登録できてしまったのです。どうなっているんでしょうか?連休明けにシステム調整したのかも知れません。ともかく登録できたので、ついでに画像もアップロードしました。また、全価格表示の栞を3部作成しました。

 後は商品の配送と商品説明の追加、「未来舎」ホームページへの紹介記事掲載を残すだけで、「個人出版社への道」の出版は完了するので、次の作品としてSF短編集「未来幻想(仮題)」に取りかかっています。ボツ作品を集めた大型ファイルから該当するものを選んでTeXファイルに置き換えているのですが、思っていたほど分量が少なく、一冊の本にするには不十分であることがわかりました。現存のものに加筆訂正するだけでなく、新しい作品を創作する必要がありそうです。

 やっと3部製本できたのですが、表紙カバーの出来映えが思っていたようには旨くいきませんでした。今回は表紙として手持ちの180K厚B4ケント紙を白紙のまま使い、その上に印刷したA42枚を貼合わせた表紙カバーを取り付ける方法を採用しました。A4紙2枚を貼合わせた平面状態では隙間や境界線が無かったのですが、背の部分で折り曲げると境界線が現れてきました。また、背部や表紙内側への折り曲げ部分および色の濃い部分では、局部的にインクが剥がれて白くなっていました。

 これは表紙カバー用紙として135K厚上質紙を購入するとき、棚の表示ラベルを勘違いして180K厚上質紙を購入してしまったためと思われます。つまり、用紙が厚過ぎたために折曲げ境界が出やすく、レーザプリンタのトナー焼き付け温度が不十分だったのではないかと思われます。プリンタ用PP紙のような薄い紙であれば、上記のような問題は生じなかったのです。

 今回の体験から言えることは、180K厚の白紙で表紙を作成して樹脂で本体に取り付け、これに60K厚くらいの薄手の表紙カバーをボンド接着した方が綺麗に仕上がるということです。表紙カバーは、A4のPP紙2枚に画像や文字などをPCプリンタで印刷して貼り合わせてA3サイズにし、これをコンビニなどにあるカラー複写機内蔵の用紙そのまま(50~60K厚)でカラー複写して作成すれば良いでしょう。

 製本が完了したのでAmazon e託販売に商品登録しようとしましたが、登録画面1ページ目の入力が終わって「次のページ」をクリックすると、なぜかログインページに戻ってしまって登録できないのです。2回やり直してもダメで、Excelによる複数商品の一括登録という新方式で試してもダメだったので、サポート係にクレームメールを送信しておきました。Amazon e託販売はいつもレスポンスがないので今回もなしのつぶてではないかと心配しています。

 発注していた書籍用紙が2週間経ってもこないので、キャンセルして別の所に発注しようと思ってネット検索していたら、以前には見つからなかった少部数の書籍用紙ネット販売サイトがかなり増えていることがわかりました。そこで元の発注先にキャンセルメールを送ったところ、翌日に2週間遅れで送られてきました。次回からは発注先を代えるつもりです。

 ともかく書籍用紙がきたので、早速本文と表紙カバーを3部印刷しました。今回はTeXのドキュメントクラスに日本語横書きのjsbookを使ったので、前回の日本語縦書きのtbookのときとは違う印刷ミスがでました。jsbookはなぜか各章末に余分な2ページを挿入し、ページ番号と柱を1ページ目だけに記入するので、プリンターは2ページ目の白紙に次の章の最初のページを印字するのです。そのため、それ以降は1ページずつずれてきて、すべてやり直しになってしまいました。

 クラスファイルを修正すれば良いのでしょうが、どこをどう変えれば良いのかわからなかったので、やむを得ず1章ずつに区分けして印刷し、各章毎に印刷結果をチェックしながら進めました。本文の印刷が終わり背幅も確定したので、表紙カバーの背文字の位置を調整し印刷にかかりましたが、練習時のプリンタマージン調整量を記録してなかったので、適正値を再発見するのに時間が掛かりました。表紙カバーの用紙は180Kの上質紙を使いました。

 あとは製本するだけですが、今回は表紙としては前回買って残っていた180K厚B4ケント紙を白紙のまま使い、その上に印刷したA42枚を貼合わせた表紙カバーを取り付ける方法を採用するつもりです。

 下図にA42枚をつなぎ合わせた表紙カバーを示します。背部分を含む右半分が表側、左半分が裏側です。これはScribus上で左右画面を連結配置し、全体をJPEG形式で保存したものです。バーコードはPDFなのでPDF保存の方が良いのですが、PDFファイルはアップロードできないのでやむなくJPEGにしました。以前から思っていたのですが、保存形式が異なるPDFファイルをビットマップのJPEGで保存すると不鮮明になるようで、バーコードのような高精度を要するものは影響が大きいようです。下図でもわかるように、バーコードは不鮮明になっています。印刷したものは鮮明で問題ないのですが。
個人出版表紙カバー


 A42枚をつなぎ合わせてカラー複写(80円)する前に、モノクロ複写(10円)で繋ぎ部分の仕上がり状態とバーコードの複写精度をチェックすることにしました。裏側にリムーバルテープを貼ってA42枚を突き合わせ状態でつなぎ合わせ、近くのコンビニ店で複写しました。検分したところつなぎ目の線も出ず、バーコードの精度もオリジナルと同等で問題ありませんでした。実際のカラー複写は135K位の厚手の紙にするので、店の人に厚紙でも複写できるか尋ねたところ、通常の複写用紙3枚分くらいの厚さならできるとのことだったので、恐らく大丈夫だと思います。

 これで実現の目途がたったのでほっとしていたら突然のヒラメキがあり、こんなにつなぎ合わせがうまくできるのなら、なにも複写しなくてもつなぎ合わせたものをそのまま使えば良いではないかと思い至ったのです。部数が多くなればつなぎ合わせの手間が大変になるので複写することになりますが、少部数であれば手間もたいしたことはないので複写は不要と思います。これで一冊当たり80円の原価低減になるだけでなく、すべて自分でできるという大きなメリットがあります。

 この前オープンDTPソフトScribusで作った表紙カバーは、手持ちのプリンターでは直接印刷できないと書きましたが、ネットでその原因を調べてみると、DTPソフトは一般にPost Scriptプリンター用のデータを出力するようになっていて、PSプリンターと非PSプリンターではプリンタ制御方式が違うために、DTPソフトで作ったデータを非PSプリンターでは印刷できないということのようです。Post ScriptはAdobeが開発した方式で、これを組み込んだPSプリンタはライセンス料のためか高価になります。4つのフリーソフトをインストールして各種設定をすれば、ソフト的に仮想PSプリンタを作れるらしいのですが、説明を読んでもかなり煩雑で簡単にはいかないようです。今回はそこまでやる必要はないのでやりませんが、暇を見て少し勉強してみようと思っています。


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